内分泌疾患

バソプレッシン

バソプレッシン:抗利尿ホルモン(AVP)

抗利尿ホルモンは、バソプレシンとも言われ、視床下部で合成され下垂体後葉に蓄えられる下垂体後葉ホルモンです。水代謝異常(脱水・浮腫・多尿・多飲)、Na 代謝異常時に関与の有無を明らかにするために測定します。

基準値: 水制限 :4.0(pg/mL)以下
    自由飲水:2.8(pg/mL)以下

★高値になる主な疾患
 抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)
★低値になる主な疾患
 下垂体尿崩症、心因性多飲症

バソプレッシンの働きとは・・・

腎臓からの水分の再吸収をコントロールすることにより、体を流れる血液の量を維持する大切な役割をはたしています。
尿崩症(体内の水分がどんどん排泄され、脱水状態に陥る)の診断に欠かせません。



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