成長ホルモン
成長ホルモン (GH)
成長促進、蛋白同化、脂肪分解などを行う下垂体前葉ホルモンです。成長ホルモン分泌機能の評価の指標となります。
基準値 男性 : ≦2.47 (ng/mL)
女性 : 0.13-9.88 (ng/mL)
★高値になる主な疾患
巨人症、先端巨大症、神経性食欲不振症、低栄養患者
★低値になる主な疾患
下垂体前葉機能低下症、下垂体性小人症、成長ホルモン(GH)単独欠損症、
性腺機能低下症
★生理的変動・その他
各種のストレス、運動、一部の薬剤(β遮断薬、ドーパミン作動薬など)服用により
高値を示すことがあります。
ソマトメジン C (IGF-Ⅰ)
成長ホルモン(GH)の働きにより産生される物質で、測定意義も成
長ホルモンと同様ですが、生理的変動の影響を受けにくいとされて
います。
基準値は性別、年齢によって異なる為、記載していません。
★高値になる主な疾患
巨人症、先端巨大症、腎不全、甲状腺機能亢進症
溶血の影響を受け、高値を示すことがあります。
★低値になる主な疾患
下垂体前葉機能低下症、下垂体性小人症、成長ホルモン神経分泌機能障害、
神経性食欲不振症、肝硬変、慢性肝炎、甲状腺機能低下症
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