内分泌疾患

● 頸動脈エコー検査

● 頸動脈エコー検査

頸動脈(大動脈から頭部へ血液を送る血管)とは、脳に血液を送る首の血管です。
頸動脈エコーによって断層撮影(物体の内部画像を構成する技術)された画像によって、血管壁の厚さと血管の内側の状態がわかります。
具体的には、動脈硬化によって厚くなった血管壁やこびりついたプラーク(脂肪などの線維など)や血栓などを確認することができます。
動脈硬化は、名前の通り、動脈が硬くなることです。本来、血管には弾力性がありますが、年齢や生活習慣が原因で血管の内側にコレステロールや線維など、プラークがたまって血管が狭くなったり、弾力がなくなったりします。
そして、たまったプラークが突然破裂すると血栓(血管の中で血液が固まったもの)ができてしまいます。血栓が血管につまってしまうと、心筋梗塞や脳梗塞の恐れがあります。

動脈硬化の原因

動脈硬化は、偏った食事や運動不足、喫煙、ストレスなど、悪い生活習慣が影響しています。生活習慣の乱れは、高血圧、脂質異常症、糖尿病、肥満(メタボリックシンドロームを含む)の原因にもなり、これらが血管に負担を与えることで動脈硬化が進行していきます。
生活習慣をあらためず、動脈硬化の進行を放っておくと、将来、脳卒中や心臓病にかかる恐れがあります。

動脈硬化の指標となる検査

動脈血管の構造

生活習慣病と動脈硬化

生活習慣病のためのスクリーニングとしての頚動脈エコー検査:基準値


動脈硬化の発生と進行

動脈硬化の発生と進行


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